先日のシャーロック・ホームズ博物館 その2のつづき。
続いて3階へ。
原作では3階はワトソンの寝室とハドソンさんの部屋があるが、ここは再現アイテムの展示エリアになっている。
階段を上がって3階に行くと、入り口の脇に給仕の少年(と思われる)の蝋人形が出迎えてくれてビビる、ちょっと怖い。
マダム・タッソー蝋人形館といいイギリス人、蝋人形好きすぎ。(マダム・タッソーはフランス人だけど)
左手の部屋では、いきなり便器?と思われる調度品(?)。
当時の本などが戸棚にあるのは、ワトソン先生の寝室。
ハドソンさんのほうの部屋?の暖炉、壁紙がかわいい。
窓辺もガーリー。
隅にはホームズの胸像がいて、側のデスクのゲストブックに名前を書く私達を眺めている。
ゲストブックの見開き両ページ分をざっと見たけど日本人私しかいなかった。
さて4階、おっかな再現蝋人形のエリア。
「まだらの紐」だね、おっかない。(絶命済)
「マスグレーヴ家の儀式」かな。(絶命済)
手のシミまでリアルですね。
「フランシス・カーファックス姫の失踪」
ホームズとワトソンの蝋人形はここに1つずつあるのみ。(複数なくてもいいっちゃいいのだけど)
「ボヘミアの醜聞」のあの女ことアイリーン様とボヘミア国王、国王でかい。
「犯人は二人」からミルバートン絶命シーン、殺されてもしょうがない。
「バスカヴィル家の犬」関連と「最後の事件」のモリアーティ教授。
ほかにも「赤毛同盟」や「ぶな屋敷」などの蝋人形があったけど、有料展示だしこのあたりで。
もっと見たい人は自らロンドンまで遊びに行くといいと思います、楽しいのでぜひご自分で行くべきです、行かねばなりません。
5階は半屋根裏のようになっていて、天井も低め。
5階への階段を登ると通常なら踊り場のところに陶器の一式がかわいらしいトイレ!がある。
踊り場であるべきところにスペースがありトイレ、である、もちろんドアはない。もちろん観光客用のお手洗いでもない。
わざとトイレのためにこういう展示にしたのか、フラットが本来こういうものなのかはわかんない…。
本当にこういう間取りだったのであれば、丸見えだ、丸見え、フクロウも見てる。
そしてトイレから背後を仰ぐと屋根裏部屋、トランクが積んである。
以上、ひと通りの写真オワリ。
何度も書いたとおり、ああかの探偵とパートナーのワトソン君はこんなにも窮屈なところで仲良く暮らしていたのだなぁと錯覚でき、それだけで胸いっぱいで幸せになれた。
ちょっと楽しみ方が間違っているかもしれない。
この博物館自体、公開されたのは1990年とわりと最近のこと。
(25年前?すごい最近な気がする!!私もう小学2年生だったし。)
“ここまでする”熱狂的なファンがいてこんな博物館を作っちゃったわけだけど、もちろん連載当時から熱狂的なファンはいたわけで、中には1990年まで生きられなかった人もたくさんいただろうと思うと残念。
たまたま運よく現在に生きてるだけで、楽しい思いをさせてもらえてありがたい、ありがとう。
フワッフワ浮かれて夢中で写真を撮ってばかりだったので、次回は展示物をひとつひとつきちっと確認してこようと思う。
次のエントリからは、本格的にSHERLOCKロケ地巡りのロンドン散歩に繰り出す。
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