9時半を少し過ぎた頃、お待ちかねのシャーロック・ホームズ博物館が開館。
この時点で20人以上は並んでいたと思う。
これは開館前に撮った写真。
2階の窓辺の花が素敵、並びの部屋はきちっと花を生けているような部屋がなかったから、こだわっているなあと感心。
手前の221Bのドアが博物館の入り口で、階段を上がると2階〜4階と屋根裏(5階??)までが再現部屋や蝋人形部屋。
向こうのドアの奥はショップ(博物館のチケット購入もここ)があって、地下室へ行ける。(トイレは地下に)
開館すると、手前の博物館への入り口にスコットランドヤードの警察官のコスをしたおじさんが立って、チケットチェックをしたり記念撮影に応じてくれる。(ヤードのおじさんについてはまた後ほど)
ちょっと話はそれるけど、しっかりシャーロック・ホームズが住んでいたということを示すブルー・プラークがあるのがわかる。
ブルー・プラークは、著名人関連の住居や縁の場所の(主に)壁に設置されていて、街歩きをしているとちょくちょく見かける。
参考:有名人が住んでいたことを示すイギリスの青いプレート「ブルー・プラーク」に不思議なものがあると話題に
リンク先にもある通り、架空の人物なのに設置されているのはシャーロック・ホームズに限らないにしろ、やはり、前記事にも書いた通りちょっとイギリスの人達ガチで8割くらいは信じてるよな、と思わざるを得ない。
いくらユーモア好きだと言っても、それだけではすませられないような…愛というか情熱を、展示物にて目の当たりにすることになる。
話を戻し、まずショップに足を踏み入れると、奥のほうまで結構広いフロアにたくさんのグッズ、グッズ、グッズ。
フロアの一番奥にレジがあり、のんびりグッズを眺めているうちにあっという間に長いレジ列ができていた。
思っていたより朝から客がつめかける、さすがの人気観光スポットとびっくり。
朝イチで行って、まずはさっさとチケット購入して上階の展示をゆっくり観た後、のんびりグッズを選んでから(最後は諦めて列に並んで)買うのが一番効率的な攻略法かもしれない。
別に期待していたわけじゃないけれど…SHERLOCKのグッズも一部スペースをさいて丁寧に置かれている。
ここシャーロック・ホームズ博物館なのになー(厳密には別物だしなー)と思いつつ、ジェレミー・ブレットのポスターなんかも置いてあったから、シャーロック・ホームズ関連で人気があるなら(お金になるなら)喜んで!という感じなんだろう。
のんきにグッズを吟味していたけど、これ以上ボヤボヤしていると列待ちで余計なタイムロスをしてしまいかねなかったので、BAKER STREETプレートとSHERLOCKのICカードケース(日本では入手できない!はず)と買いそびれていたI AM SHER LOCKEDマグカップ、マッチを買うことに。
ICカード入れは、二つ折りで2枚カードが入れられるようになっている。Oysterを買った時にもらえるカードケースと同じ形状。
後日、おみやげ屋さんでいろいろな柄(それこそユニオンジャックのプリントだったりする)のこのICケースを見たので、この形のケースはイギリスでは定番らしい。
ベイカー・ストリートのなんちゃって住所プレート。
大きいサイズのでもよかったけど、極力モノを増やしたくないので小さいサイズを購入。
(現在、インターホンのカメラの上に飾ってある。)
博物館の間取りは不思議な形で、1階が家1つ分くらい奥に広い。
建物全体がどういう形になってるのか(L字なのか?)隣もこうなのかなどわからないけれど、とにかく、1階の奥の部屋の天井は硝子張りで、明るい日差しが降ってくるような造り。
グッズとチケットを購入すると、英語はわかるか?とレジのイケメンのお兄さんに聞かれた。
多少…と言うと英語の簡単なパンフレットを渡されたが、やっぱ日本語って言うと、日本語のパンフレットもくれた。
このパンフレットが博物館の入場券がわりで、外の博物館入り口に立っているヤードのおじさんに見せて中に入れてもらう仕組み。
このため、英語のパンフのほうは使えないよという印のために表にぐしゃぐしゃっとペンで無効の印をつけられた。
博物館の展示を観る前に、トイレへ。
トイレは地下にある。
女性用トイレの個室にあった、探偵のシルエット型の穴があいたアロマポット、おしゃれ。(こんなグッズもあるのかという驚き)
このアロマポットも、グッズとしてちゃんと売られていた。
(£20弱くらいだったかな)
トイレの奥、1階のグッズ売り場の真下のフロアも再現部屋があった。
ただしここはドアが閉められて中には入れないようになっていたので、覗ける範囲を撮ってみた。
ちなみに、シャーロック・ホームズ博物館の右隣にはハドソンズレストランという名前のお店があり、外からわかる範囲ではシャーロック・ホームズ関連のグッズなどを売っている模様。
SH博物館のスタッフのお兄さんが出入りをしていたので、経営者は同じらしい。(姉妹店ということか?)
レストランという名前の通り、もしかしたら食事もちゃんとできるかもしれない。
SH博物館を見終わったら覗いてみようと思っていたんだけど、浮かれていてすっかり忘れてしまっていた。
ここも、次回ロンドンに遊びにいったら覗いてみよう候補のひとつ。
次回は、展示について書く。
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