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SPAM

オープン戦が開幕した。
厳密には、2月15日の日曜日に石垣島でのロッテ対オリックスのオープン戦が皮切りとなっていたから、数日前にとっくに始まっていたけど。
とにかく、贔屓チームのオープン戦が22日の土曜日にセルラースタジアムで行われ、この週末に私のオープン戦が始まった。

土日は夫も家にいる。
休み前と休みの日は、いつもよりもっともっと夜更かしだから、起きるのは昼ごろだ。
目をさますと、夫もつい数十分前に起きたようで、CS放送の読売主催試合を放送するチャンネルに合わせていた。

両軍の先発とスタメンを確認してこたつに入る。
30分ほど前にプレイボールしていて、贔屓チームは早くも2失点していた。
推しメンの第一打席、センター前の捉えた当たりを確認して、キッチンへ。
昨夜ドン・キホーテで買ったSPAMの缶詰めを冷蔵庫から取り出す。
先週の大雪の影響でまだ物流は麻痺していて、ドン・キホーテの食材コーナーも品薄状態だったから、玉子はやむなくコンビニで購入した。
(コンビニの流通パワー強い)

うちではポーク卵は作らない、と思っていたものの、ドンキではSPAMが安く売られていたのでついホイホイ買ってしまった、300円弱くらいだ。
「通常スーパーでは400円くらいするから安いよ」
近所のスーパーの値段チェックに余念がない夫が感心していた。
(SPAMやコンビーフはやたら割高だよな。)

フライパンにオリーブオイルをひいて加熱している間に、玉子に少々のコーンスターチ、牛乳を注いで黄身を溶く。
パサパサのスクランブルエッグにしないためには生クリームがほしかったが、ないのでコーンスターチを代用してみた。
それとなくふわっと半熟なスクランブルエッグを作った後、さあSPAMに火を通そうと缶のフタを開けたら、缶の中にみちみちとポークが詰まっていた。
「これどうやって出すの」
「ワキに空気を入れればいいみたいだよ」
ワキもなにも、ポークはきちっと詰まっている上に、わずかな隙間には固まった脂分があったりしてなかなか難易度が高い。
缶をひっくり返してしばらくガンガン叩いているうちに取り出すことができた。
コンビーフの缶のほうが、まだ中身を取り出すことに考慮した仕組みになっている。
いずれも欧米らしいざっくり感で、嫌じゃないけども。

食べる分だけ薄く切ったSPAMをフライパンに放り込んで、残った大部分のポークをさてどう保存しようかと深く考えずにまるごとジップロックに放り込んだ。
「冷凍保存がいいみたい、切って小分けにしておけば?」
と言われた時にはもう入れた後で。
ポークはべたべたと脂分の塊が周りにこびりついていて、つかむだけで手が汚れるから、すでに収納したものを取り出して小分けにする作業をしたくなかった。
しかしこのまま冷凍したら解凍するのが面倒なため、やむなく冷蔵庫へ。
(多少傷んでも死にはしないだろう、という胃腸の自信はある。)
次からランチョンミートを保存するときは、あらかじめ小分けにしてからジップロックへ、と学んだ。

軽く焼き色の付いたミートに、クレイジーソルトを振りかけて完成。
先ほどのスクランブルエッグに添えて食べた。
SPAM自体の塩分が強いから、やっぱりクレイジーソルトは必要なかった。
でも美味しい。

一口食べた夫が、
「これは沖縄で毎日食べるわ」
って納得していた。

ポークとたまご

推しメンの2打席目も、1打席目とよく似た中前へのよい当たりであった。
日曜日の昼下がり、しょっぱいポークを食べてコーヒーを飲みながら、オープン戦の中継を眺めて休日のコアタイムを贅沢に消費。
ただダラダラと試合展開を眺めているだけの午後。
この上なく平和で、ハッピーな時間だ。

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